* おすすめ * 朗読カセットテープ付き英語の絵本
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Froggy Gets Dressed
冬眠中に目が覚めたフロッギーは、ママの止めるのも聞かずに、外に遊びに出掛けます。ところが毎回、何かしら着るのを忘れてしまい、何度も着替えに戻るはめに・・・。
英文はやや多めではありますが、文章の繰り返しが多く、絵を見て理解しやすい楽しいお話なので、比較的英語歴が短い子にもおすすめできます。年齢が高めな子にも楽しめると思います。(2歳半〜、458語前後)
リズミカルな英文ですが、擬音語が多用されていて読むのにちょっととまどいそうなので、カセット付きをおすすめします。
カセットは、男性の声で朗読されています。ママの声がちょっとオカマっぽい作り声で読まれているのがまたカエルっぽくて、面白いです。本文の朗読のほかに、カエルの歌と本文中に出てくる擬音語の歌、ちょっとしたアクティビティーが入っていて、お買い得感のある楽しいカセットです。
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Madeline
パリの寄宿学校で暮らす12人の女の子たち。その中で1番小さいマデラインちゃんが、夜中に盲腸になってしまい・・・。コルデコット賞銀賞受賞作。
日本語版の元気なマドレーヌもリズムが良く人気ですが、原書(舞台はパリですが、原書は英語です)はさらに、ほとんど全ての文が見事に韻を踏んでいて、とてもリズムが良いので、ぜひ英語版もおすすめしたいです。ただ、単語はおおむね簡単ですが、倒置を多用した凝った文章なので、英文はやや難しめです。(3歳〜、428語前後)。
カセットの朗読は、男女のナレーターがお話の場面ごと(?)に交互に読んでいます。
カセットには、本文の朗読と、ほかにフランス語の短い歌とそれに関連する英語の歌が数曲ずつ入っていて、フランス語の単語や歌の意味を、ナレーターが英語で紹介してくれます。
ナレーターのおしゃべりのおかげで、意味のわからないフランス語の歌も飽きずに楽しめます。フランス語に親しむのにも良いカセットだと思います。
Madeline's Rescue
/マドレーヌといぬ
川に落ちたマドレーヌを助けてくれた犬を、寄宿学校で飼いはじめますが、クレームがついてしまい・・・。コルデコット賞金賞受賞作。
こちらのカセットも、本文の朗読のほかに、英仏の歌と本の内容に関連したナレータのおしゃべりが入っています。
Madeline's Christmas
/マドレーヌのクリスマス カセットには、本の朗読の他に、フランス語のクリスマスの歌がいくつか入っていて、クリスマスにまつわるフランス語の単語や、フランスでのクリスマスの風習などを、ナレーターが英語で教えてくれます。
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Where the Wild Things Are and Other Stories: And, Outside over There (カセット)
A面が収録時間約22分で、Where the Wild Things Are かいじゅうたちのいるところ/ In The Night Kitchen まよなかのだいどころ/ Outside Over There まどのそとのそのまたむこう/ Nutshell Library(アメリカワニです、こんにちは/ ピエールとライオン/ ジョニーのかぞえうた/ チキンスープ・ライスいり)、
B面が約23分で、The Sign on Rosie's Door ロージーちゃんのひみつ/ Very Far Away とおいところへいきたいな、
の合計9話入りのカセット(本は別売り)。
※参考のため邦題も書きましたが、英語版の朗読のみ収録です。
センダック絵本の朗読集です。あまり若くなさそうな女性の声で、A面の最初の3話は情感豊かに、残りはわりとオーソドックスに、B面は、お話の性質もあってひそやかに、朗読されています。私と娘は、「情感豊かに」の部分が、雰囲気たっぷりにお話にひたれて好きですが(つい、マネしてみたくなります)、演技過剰と感じる方もいらっしゃるかも知れません。朗読とBGMのモーツァルトの曲とがよく合っていて、格調高い感じのするカセットです。
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Corduroy
/くまのコールテンくん
おもちゃ売り場で、誰かが買ってくれるのをずっと待っていたクマのぬいぐるみ、コージュロイ。ある日女の子が彼を気に入ってくれましたが、彼のズボンのボタンが無くなっていたため、女の子のママは買ってくれませんでした。コージュロイは、夜中にボタンを探しに出掛けます・・・。
ありのままの自分を愛してくれる友達が見つかる、幸せなお話。(3歳〜、708語前後)
カセットは、男性と女性が場面毎に分担して読んでいます。本文の朗読のほかに、Teddy BearのTeddyという名の由来などについてのナレータのおしゃべり、クマの歌・ボタンの歌など短い歌が数曲、詩などが入っています。振りつきの歌もあります。
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Goodnight Moon
ウサギの子どもが、部屋の中のいろいろなものに、おやすみなさいを言っていきます・・・。
日本語版でも有名なおやすみなさいおつきさまの原書です。世界で累計1千万部を突破した大ベストセラーだそうです。
この本は断然、英語版をおすすめします。韻を踏んだ短い単語の並んだ文章が、なんとも耳に心地よいからです。(0歳〜)
カセットは、A面には、男性の声でゆったりした感じの朗読と、ところどころを抜かして読んで(子どもにその部分を言わせようとして)いる朗読、B面には本文をゆったりした曲調の歌にしたもの、が入っています。B面の歌がとっても良いです。
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Hop on Pop
hop/pop、all/ball/wall/fall、などの韻を踏んだ単語を使った、リズムが良く短いナンセンスなお話が、どんどん続いていく感じの絵本です。
副題に The SIMPLEST SEUSS for YOUNGEST USE とある通り、定番ドクター・スースの最初の1冊には、この本がおすすめです。一見地味な絵柄ですが、意外にも?キャラクターたちが可愛いです。(3歳〜、389語前後)
英語はとても簡単ですが、効果音入りの楽しいカセットなので、ぜひカセット付きをおすすめします。つい真似をしてみたくなると思います。ただ、このシリーズのカセットは、他のシリーズに比べると少し音が悪い感じがします。
ABCの絵本が欲しい方には、Dr. Seuss's ABCを。
こちらも、カセット付きがおすすめ。Aで始める単語いろいろ(実用的なものもそうでないものも)、Bで始まる単語いろいろ、Cで・・・が、いろいろなアレンジのABCソングのメロディーにのせて歌ってあって、飽きさせませんし、覚えやすいです。
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Clifford's Christmas
このシリーズはどれも、登場人物たちの暖かい心と思いやりに、読んでいて心がなごみます。
ちょっぴりファンタジーも混ざったこの本では、クリスマス頃のアメリカの子どもたちの過ごし方も知ることができます。(2歳〜、326語前後、1ページ平均31語)
カセットは、クリフォードの飼い主の女の子エミリーの声で本文が読んであり、おしゃべりや短い歌も数曲入っていてお買い得。
*Cliffordのカセット付き絵本シリーズは、Amazon.co.jpで扱っているほかにも色々あって、大型書店や国内通販経由で購入することができます。
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Curious George Takes a Job
/ひとまねこざる
Curious Georgeのシリーズは、英語がとても素直でやさしく、難しい単語もほとんど出て来ないので、読みやすいです。
カセットは、BGMと効果音入りで、本文の朗読のみです。
このシリーズはページ数がいろいろなので、
Curious George Makes Pancakes
のような短めのお話からトライしてみると読みやすいかも知れません。
ちなみに、第1作は、Curious George
/ひとまねこざるときいろいぼうし
なのですが、私は、この第2作以降の方が好きです。
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Little Miss Giggles
いつもクスクス笑いをしているハッピーな Little Miss Giggles。その Little Miss Gigglesの gigglesが、ある日突然消えてしまった・・・さて、どうなる!?
(3歳〜、866語前後、見開き2ページ当り平均54語)
カセットは、A面に本文の朗読とLittle Miss Gigglesの歌が1曲。B面には、"When Little Miss Giggles Tried to stop giggling"というお話の朗読とLittle Miss Gigglesの別の歌詞の歌が1曲、入っています。
Mr.Menシリーズと
Little Missシリーズは、他にもいろいろあります。
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Chicka Chicka Boom Boom
アルファベットの子どもたちが、次々とココナッツの木に登って・・・落っこちた!!
有名な絵本で、文章のリズムが良いのですが、正直言って、ノンネイティブの素人がお手本なしにこの本を朗読しても、あまり面白くはならないと思います。
レイ・チャールズによる朗読(チャンツ)、子どもたちの声での朗読(チャンツ)、本文にメロディーをつけて歌にしたもの、など数パターンの朗読が入ったこの楽しいカセットは、必須!だと思います。(2歳〜大きい子まで)
*スカラスティック社のBook Clubでは、この本のペーパーバックがカセット付きで、かなり割安で販売されることがあります(いつでも好きな時に買えるわけではありません)。
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