ハロウィーン／ハロウィンの英語絵本

このテーマ、親子共に好きでして・・・なんだかたくさん持っています。
どの本も、結末はおどろおどろしいものではないので、
怖がりのお子さんでも大丈夫だと思います（たぶん）。

＊まだ紹介文を書いていない本もありますが、ハロウィーンも近いので、ひとまずアップします。
気が向いたら、後でまた見に来てくださいね。

* おすすめ *

Clifford's First Halloween
Clifford the Big Red Dogのシリーズです。巨大な犬Cliffordの、赤ちゃんの頃のお話です。
仮装、トリック・オア・トリート、ジャコランタン、りんごあめ、ハロウィン・パーティーなどについて、少しずつ書いてあるので、ハロウィンの紹介に良いと思います。
１ページに１～２行と文章は少なめです。
（２７７語前後。２歳～）

It's Pumpkin Time!
姉弟が畑に種をまいてカボチャを育て、秋になったら採れたカボチャをジャコランタンにして、最後は仮装してトリック・オア・トリートに出掛ける、というお話です。
ちょっと「ちいさなかがくのとも」っぽい感じです。
英語初心者だとちょっと見慣れない単語「芽」「根」「つる」「茎」なども出てきますが、英語自体は簡単です。文字が大きいので、子どもの１人読み用にも。
最後のページでは、カボチャの種から芽がでるまでの様子を、絵と小さな文字で簡単に説明してあります。
（本文２４８語前後、大きい字で１ページに１～２行。＋最後の解説ページ１０７語、２歳～）

The Littlest Pumpkin
ハロウィーンの時期にお店に並ぶかぼちゃ達。その中で１番小さいかぼちゃには、大きな夢がありました。それは、ジャコランタンになって、ハロウィーン・パーティーに参加すること。ところが、他のかぼちゃ達は、１つまた１つと買われていくのですが・・・・。
小さなパンプキンの夢が叶うのか、読んでいて一緒にハラハラドキドキしてしまいます。そして、もうダメかと思った時に・・・。ちょっと感動的です。
途中、お店で子ども達が、それぞれのアイディアに合ったかぼちゃを選ぶところも、面白いです。
（６８６語前後。細かめの字で１ページ平均３～４行。３歳～）

Go Away, Big Green Monster!
穴あきタイプのしかけ絵本で、穴のあいたページをめくっていくと、モンスターが目・鼻・口という順に段々現れたり、消えて行った
特にハロウィーンの絵本というわけではありませんが、ハロウィーン・パーティーでの読み聞かせなどに向くと思います。
小さい子から幼稚園児、もしかしたら小学校低学年位まで、喜んでくれると思います。絵がはっきりしていてわかりやすいので、多人数への読み聞かせにもＯＫだと思います。
本の後半では、（あるページ）Go away, big green face!とか（次のページ）Go away, big red mouth!という文が続くので、もしかしたら、お子さんも一緒に言ってくれるかも知れませんね。
（８９語位、１歳～）

New!
Wee Sing for Halloween
楽譜入りの歌詞本（中は黒一色刷り）と歌が全部入った約６０分のＣＤ、おまけで同内容のカセットテープもついたセットです。歌詞本とカセットだけのセットもあります。
ハロウィーンの歌やちょっぴり怖い歌が集められています。絵本化もされている In the Dark, Dark Houseのような定番ライムから、おなじみの歌の替え歌、はじめて聞くような歌まで、いろいろ入っていて、ハロウィーン気分にたっぷり浸れます。
（幼児から大人まで）

* ペーパーバックまたは１０００円程度以下のもの *

In the Haunted House（カセット付き）
寂れた感じの不気味な家。そこへ入っていく男女の２人組（の足元だけが描かれています）。家の中を進んで行くと、恐ろしい怪物たちが次々と・・・。
最後にはオチがあって、笑わせてくれます。
韻を踏んだ英文のリズムが良く、お話としても面白くてオススメです。ただハロウィーンの絵本としては、１冊目というよりも数冊目以降にふさわしいかな、と思い、上のおすすめコーナーではなくこちらに入れました。
文字の無い最後の２ページも、よ～く読ませてあげてくださいね。
カセットには、BGM入りの朗読が入っています。
（２９３語前後、１ページに１～２行。３歳～。オチを楽しめるのは４～５歳以上。）

How Do You Know It's Halloween - A Spooky Lift-The-Flap Book
ページを折りたたんだタイプの仕掛け絵本です。なぞなぞ形式で、ハロウィーンの色々なアイテムが紹介されてます。
見開き２ページで１場面になっていて、例えば、I'm fat and round. Outside, I'm orange. Inside, I glow.と書いてあり、ページの折ってあるところを広げると、Jack-o'-lanternと文字と絵で書いてあります。
ページをめくると答えが出てくる仕掛けが楽しく、テンポが良いので、実際の文字数よりも短く感じます。
単語は少し難しめなのも出てきますが、いっそ小さい子の方が気にしないで聞いてくれると思います。イラストがかわいいです。
（２６２語、２歳～）

The Night Before Halloween
The Night Beforeシリーズの１冊です。クレメント・ムーアのThe Night Before Christmasの詩の形式に則って、ハロウィーンが描かれています。
子ども達の様子を中心に、ファンタジー的な内容も含まれていて、ハロウィーン気分を盛り上げてくれます。
このシリーズは全部おすすめですが、詩という形式のせいか、文字数のわりにちょっと難しめな感じがします。
（４１４語前後、１ページ平均で４行位、１行は４～６語位。３歳～）

New!
Knock, Knock It's Halloween
英語圏(？)には、Knock-knock Jokeという形式のジョークがあるようで、これはそれが２１個載っているボードブックです。
本の右側には、プラスチックのドアノッカーがついています。
アマゾンのカスタマレビューにもありますが、日本人にはオチがちょっと難しいかなあ、と思います。
Knock, knock./ Who's there?/ Owl./ Owl who?/ Owl be watching you!
なんてのだとまあわかるんですが(Owl=I will)、どう面白いのか理解できないのもいくつかありました。
が、５歳０ヶ月の娘は、内容はともかくジョークの形式だけは理解したようで、自分なりに何か面白い（つもり）ことを言っては喜んでいます。
ハロウィーンの絵本を既に何冊かお持ちの方なら、ちょっと毛色が変わって面白いかも知れません。
（４・５歳～）

ハロウィーンのKnock-knock Jokeをもっと楽しみたい方には、Boo Who?: And Other Wicked Halloween Knock-Knock Jokesもあります。フラップをめくる式のしかけ絵本になっていて、２８個のジョークが載っています。アマゾンで中身が見れます。

Corduroy's Best Halloween Ever!
秋！コーデュロイは友達（ぬいぐるみやお人形）と一緒に、ハロウィーンパーティーの準備をします。仮装の衣装も準備しました。ところが、パーティーの直前、友達のPuppyの衣装が壊れてしまい・・・。
カボチャ畑でカボチャを選んだり、落ち葉を集めたり、ハロウィーンだけでなく秋の気分も味わえる絵本です。
Corduroy（くまのコールテンくん）のキャラクター本ですが、文章も絵も、オリジナルとは別の人が書いています。
大人の目で見るとちょっと優等生過ぎるような気がしないでもないのですが、友達想いで優しいコーデュロイのこのシリーズは、娘は大好きです。
（５４９語前後、２歳半～）

Angelina's Halloween
ハロウィーンの夜、考えに考えた衣装を着て張りきって出掛けるアンジェリーナは、お姉ちゃんの真似をしたくていつでも付きまとってくる妹のポリーが、足手まといで仕方ありません。友達の誘いに乗って、人気のない寂れた家に入って行くうちに・・・。
ハロウィーンが舞台ではありますが、兄弟（姉妹）ものと言っても良いようなお話だと思います。
このシリーズ全部そうですが、細かく描き込まれたイラストが華やかです。
文章のボリュームは結構あります。「こどものとも」で言うと、年長向け位の感じです。
（３歳～）

Halloween
ちょっとお勉強っぽい小型の写真絵本シリーズ、Rookie Read-About Holidaysの１冊です。
ハロウィーンの起源、仮装、ジャコランタン、アップルボビング（ゲーム）、Trick-or-Treating（特に安全面での注意点）について説明されています。
１文１文が短く、英語は簡単です。（本文は約296語、３歳～）

The Little Old Lady Who Was Not Afraid of Anything New!
小さなおばあさんが森へハーブ摘みに出かけた帰りの夜道、１足の靴がおばあさんの後を着いてきました。その後からズボンが、そしてシャツが・・・。彼ら（それら）はとうとう、おばあさんの家まで着いてきて、・・・。
靴が Clomp, Clomp、ズボンが Wiggle, Wiggleなど、擬音語擬態語が使われたリズミカルな文が積み上げられていきます。
最後はほのぼの系です。
（７２２語前後、３歳～）アマゾンで中身が見れます。

Mrs. McMurphy's Pumpkin
ハロウィンの数日前、マクマーフィーさんの家の中に、口のある、しゃべるかぼちゃが現れて「おまえを食べてやる！」と脅します。捨てても捨てても、翌朝になると家の中にまた現れるのです。そして、ハロウィン当日になると・・・？
上のThe Little Old Lady...に少し似た感じのお話ですが、こちらの方は更に怖いです。背筋の凍るような？スリルが味わいたい方に。
最後は一応ハッピーエンドです。微妙に後味が悪いような気が、しなくもないのですが・・・カラっと読めば大丈夫かな？
１ページ４行位。アマゾンで中身が見れます。

The Halloween House （ハロウィーンのおばけ屋敷）
刑務所から逃げ出した２人組が逃げ込んだ人気のない家は・・・お化け屋敷だった！！
Over in the Meadowの替え歌になっています。
モンスターのチビちゃん達がかわいく、娘が３歳頃からずっと好きな絵本です。
さて、次々出てくるモンスター達に、２人組みはどうするでしょう？

Big Pumpkin
文章を書いているのは、上のThe Halloween House と同じ人です。

Who Said Boo? - Halloween Poems for the Very Young

* ハードカバー *

We're Going on a Ghost Hunt
ハロウィーンの夜に張りきって出掛けた姉弟は、沼やお化け屋敷など、数々の恐ろしいものを物ともせず進んで行きますが・・・！！！
エコーゲームのWe're We're Going on a Lion Huntの替え歌になっています。
姉弟を震え上がらせたモノの正体やいかに？そして、沼やお化け屋敷の正体とは・・・？　途中のイラストにあるヒントに要注目。全体としては、かわいらしいお話で、イラストもかわいいです。
ゆっくりと進む前半は１ページ９行くらい、スピード感ある後半は１ページ２～５行。１行は３～６語程度と短いです。

New!
Somethin' Pumpkin
ハロウィーンにつきもののいろいろな生き物(？)達が、いろいろな用途にカボチャを使います。カボチャの舟に乗る黒猫、カボチャを積み重ねたアパートに住む蜘蛛などなど。見開き１場面で完結するショートストーリーを集めた構成になっています。
文章には韻が効いていて、詩のような感じです。音読していて楽しい感じがする文章のリズムと、ちょっと不気味だけどユーモラスで見ていて楽しいイラストの絵本です。
語彙が難しめで、内容的にも１部にやや難しめのものがあり、幼児でも、わからないなりにも楽しめるとは思いますが、全部の意味が理解できるのは小学生以上位だと思います。大人にはウケそうな絵本です。
（３９３語、５歳～）

New!
Pumpkin Eye
ライミングの絵本です。例えば、ある見開きの文章は、Clacking bones, muffled moans... （だけ）といった具合です。
これといったストーリーはなく、ハロウィーンの夜の通り(street)の様子を描写してあるだけですが、韻の感じが心地よいです。
文字数は少ないですが、単語はやや難しいのも使われています。どちらかというと、子どもよりも大人にウケそうな絵本のような気がします。
（８６語前後、４歳～）

Froggy's Halloween

Fright Night Flight
ハロウィーンの夜。魔女の操るジェットエンジン付きほうきに、怪奇な乗客たちが次々と乗り込みます。さて、その行く先は・・・？
韻が多用されたリズミカルな英文です。平均すると１ページ４行位ですが、積み上げ歌のようになっていて、繰り返しの文が多いです。
ちょっとアメリカン・コミックのような感じのイラストです。
アマゾンで中身が見れます。

The Runaway Pumpkin

Beneath the Ghost Moon - A Halloween Tale
ハロウィーンの夜に起こったネズミ対トカゲ？の争いを描いた詩です。
Owl Moon（月夜のみみずく）のヨーレン文ということで買ってみましたが、娘にはちょっと難解でした。英語がというより、叙述の仕方が。
韻を踏んだ英文は、（判断できるほどの英語の知識もないけど、たぶん）格調高い感じで、音読していて気持ちが良いので、大人用に買うには良いと思います。子ども用なら、小学生以上位。
米アマゾンでは中身が見れます。

[ホーム]

* おすすめ *
	Clifford's First Halloween Clifford the Big Red Dogのシリーズです。巨大な犬Cliffordの、赤ちゃんの頃のお話です。仮装、トリック・オア・トリート、ジャコランタン、りんごあめ、ハロウィン・パーティーなどについて、少しずつ書いてあるので、ハロウィンの紹介に良いと思います。１ページに１～２行と文章は少なめです。（２７７語前後。２歳～）
	It's Pumpkin Time! 姉弟が畑に種をまいてカボチャを育て、秋になったら採れたカボチャをジャコランタンにして、最後は仮装してトリック・オア・トリートに出掛ける、というお話です。ちょっと「ちいさなかがくのとも」っぽい感じです。英語初心者だとちょっと見慣れない単語「芽」「根」「つる」「茎」なども出てきますが、英語自体は簡単です。文字が大きいので、子どもの１人読み用にも。最後のページでは、カボチャの種から芽がでるまでの様子を、絵と小さな文字で簡単に説明してあります。（本文２４８語前後、大きい字で１ページに１～２行。＋最後の解説ページ１０７語、２歳～）
	The Littlest Pumpkin ハロウィーンの時期にお店に並ぶかぼちゃ達。その中で１番小さいかぼちゃには、大きな夢がありました。それは、ジャコランタンになって、ハロウィーン・パーティーに参加すること。ところが、他のかぼちゃ達は、１つまた１つと買われていくのですが・・・・。小さなパンプキンの夢が叶うのか、読んでいて一緒にハラハラドキドキしてしまいます。そして、もうダメかと思った時に・・・。ちょっと感動的です。途中、お店で子ども達が、それぞれのアイディアに合ったかぼちゃを選ぶところも、面白いです。（６８６語前後。細かめの字で１ページ平均３～４行。３歳～）
	Go Away, Big Green Monster! 穴あきタイプのしかけ絵本で、穴のあいたページをめくっていくと、モンスターが目・鼻・口という順に段々現れたり、消えて行った特にハロウィーンの絵本というわけではありませんが、ハロウィーン・パーティーでの読み聞かせなどに向くと思います。小さい子から幼稚園児、もしかしたら小学校低学年位まで、喜んでくれると思います。絵がはっきりしていてわかりやすいので、多人数への読み聞かせにもＯＫだと思います。本の後半では、（あるページ）Go away, big green face!とか（次のページ）Go away, big red mouth!という文が続くので、もしかしたら、お子さんも一緒に言ってくれるかも知れませんね。（８９語位、１歳～）
New!	Wee Sing for Halloween 楽譜入りの歌詞本（中は黒一色刷り）と歌が全部入った約６０分のＣＤ、おまけで同内容のカセットテープもついたセットです。歌詞本とカセットだけのセットもあります。ハロウィーンの歌やちょっぴり怖い歌が集められています。絵本化もされている In the Dark, Dark Houseのような定番ライムから、おなじみの歌の替え歌、はじめて聞くような歌まで、いろいろ入っていて、ハロウィーン気分にたっぷり浸れます。（幼児から大人まで）

* ペーパーバックまたは１０００円程度以下のもの *
	In the Haunted House（カセット付き）寂れた感じの不気味な家。そこへ入っていく男女の２人組（の足元だけが描かれています）。家の中を進んで行くと、恐ろしい怪物たちが次々と・・・。最後にはオチがあって、笑わせてくれます。韻を踏んだ英文のリズムが良く、お話としても面白くてオススメです。ただハロウィーンの絵本としては、１冊目というよりも数冊目以降にふさわしいかな、と思い、上のおすすめコーナーではなくこちらに入れました。文字の無い最後の２ページも、よ～く読ませてあげてくださいね。カセットには、BGM入りの朗読が入っています。（２９３語前後、１ページに１～２行。３歳～。オチを楽しめるのは４～５歳以上。）
	How Do You Know It's Halloween - A Spooky Lift-The-Flap Book ページを折りたたんだタイプの仕掛け絵本です。なぞなぞ形式で、ハロウィーンの色々なアイテムが紹介されてます。見開き２ページで１場面になっていて、例えば、I'm fat and round. Outside, I'm orange. Inside, I glow.と書いてあり、ページの折ってあるところを広げると、Jack-o'-lanternと文字と絵で書いてあります。ページをめくると答えが出てくる仕掛けが楽しく、テンポが良いので、実際の文字数よりも短く感じます。単語は少し難しめなのも出てきますが、いっそ小さい子の方が気にしないで聞いてくれると思います。イラストがかわいいです。（２６２語、２歳～）
	The Night Before Halloween The Night Beforeシリーズの１冊です。クレメント・ムーアのThe Night Before Christmasの詩の形式に則って、ハロウィーンが描かれています。子ども達の様子を中心に、ファンタジー的な内容も含まれていて、ハロウィーン気分を盛り上げてくれます。このシリーズは全部おすすめですが、詩という形式のせいか、文字数のわりにちょっと難しめな感じがします。（４１４語前後、１ページ平均で４行位、１行は４～６語位。３歳～）
New!	Knock, Knock It's Halloween 英語圏(？)には、Knock-knock Jokeという形式のジョークがあるようで、これはそれが２１個載っているボードブックです。本の右側には、プラスチックのドアノッカーがついています。アマゾンのカスタマレビューにもありますが、日本人にはオチがちょっと難しいかなあ、と思います。 Knock, knock./ Who's there?/ Owl./ Owl who?/ Owl be watching you! なんてのだとまあわかるんですが(Owl=I will)、どう面白いのか理解できないのもいくつかありました。が、５歳０ヶ月の娘は、内容はともかくジョークの形式だけは理解したようで、自分なりに何か面白い（つもり）ことを言っては喜んでいます。ハロウィーンの絵本を既に何冊かお持ちの方なら、ちょっと毛色が変わって面白いかも知れません。（４・５歳～）ハロウィーンのKnock-knock Jokeをもっと楽しみたい方には、Boo Who?: And Other Wicked Halloween Knock-Knock Jokesもあります。フラップをめくる式のしかけ絵本になっていて、２８個のジョークが載っています。アマゾンで中身が見れます。
	Corduroy's Best Halloween Ever! 秋！コーデュロイは友達（ぬいぐるみやお人形）と一緒に、ハロウィーンパーティーの準備をします。仮装の衣装も準備しました。ところが、パーティーの直前、友達のPuppyの衣装が壊れてしまい・・・。カボチャ畑でカボチャを選んだり、落ち葉を集めたり、ハロウィーンだけでなく秋の気分も味わえる絵本です。 Corduroy（くまのコールテンくん）のキャラクター本ですが、文章も絵も、オリジナルとは別の人が書いています。大人の目で見るとちょっと優等生過ぎるような気がしないでもないのですが、友達想いで優しいコーデュロイのこのシリーズは、娘は大好きです。（５４９語前後、２歳半～）
	Angelina's Halloween ハロウィーンの夜、考えに考えた衣装を着て張りきって出掛けるアンジェリーナは、お姉ちゃんの真似をしたくていつでも付きまとってくる妹のポリーが、足手まといで仕方ありません。友達の誘いに乗って、人気のない寂れた家に入って行くうちに・・・。ハロウィーンが舞台ではありますが、兄弟（姉妹）ものと言っても良いようなお話だと思います。このシリーズ全部そうですが、細かく描き込まれたイラストが華やかです。文章のボリュームは結構あります。「こどものとも」で言うと、年長向け位の感じです。（３歳～）
	Halloween ちょっとお勉強っぽい小型の写真絵本シリーズ、Rookie Read-About Holidaysの１冊です。ハロウィーンの起源、仮装、ジャコランタン、アップルボビング（ゲーム）、Trick-or-Treating（特に安全面での注意点）について説明されています。１文１文が短く、英語は簡単です。（本文は約296語、３歳～）
The Little Old Lady Who Was Not Afraid of Anything New! 小さなおばあさんが森へハーブ摘みに出かけた帰りの夜道、１足の靴がおばあさんの後を着いてきました。その後からズボンが、そしてシャツが・・・。彼ら（それら）はとうとう、おばあさんの家まで着いてきて、・・・。靴が Clomp, Clomp、ズボンが Wiggle, Wiggleなど、擬音語擬態語が使われたリズミカルな文が積み上げられていきます。最後はほのぼの系です。（７２２語前後、３歳～）アマゾンで中身が見れます。
Mrs. McMurphy's Pumpkin ハロウィンの数日前、マクマーフィーさんの家の中に、口のある、しゃべるかぼちゃが現れて「おまえを食べてやる！」と脅します。捨てても捨てても、翌朝になると家の中にまた現れるのです。そして、ハロウィン当日になると・・・？上のThe Little Old Lady...に少し似た感じのお話ですが、こちらの方は更に怖いです。背筋の凍るような？スリルが味わいたい方に。最後は一応ハッピーエンドです。微妙に後味が悪いような気が、しなくもないのですが・・・カラっと読めば大丈夫かな？１ページ４行位。アマゾンで中身が見れます。
The Halloween House （ハロウィーンのおばけ屋敷）刑務所から逃げ出した２人組が逃げ込んだ人気のない家は・・・お化け屋敷だった！！ Over in the Meadowの替え歌になっています。モンスターのチビちゃん達がかわいく、娘が３歳頃からずっと好きな絵本です。さて、次々出てくるモンスター達に、２人組みはどうするでしょう？
Big Pumpkin 文章を書いているのは、上のThe Halloween House と同じ人です。
Who Said Boo? - Halloween Poems for the Very Young

* ハードカバー *
	We're Going on a Ghost Hunt ハロウィーンの夜に張りきって出掛けた姉弟は、沼やお化け屋敷など、数々の恐ろしいものを物ともせず進んで行きますが・・・！！！エコーゲームのWe're We're Going on a Lion Huntの替え歌になっています。姉弟を震え上がらせたモノの正体やいかに？そして、沼やお化け屋敷の正体とは・・・？　途中のイラストにあるヒントに要注目。全体としては、かわいらしいお話で、イラストもかわいいです。ゆっくりと進む前半は１ページ９行くらい、スピード感ある後半は１ページ２～５行。１行は３～６語程度と短いです。
New!	Somethin' Pumpkin ハロウィーンにつきもののいろいろな生き物(？)達が、いろいろな用途にカボチャを使います。カボチャの舟に乗る黒猫、カボチャを積み重ねたアパートに住む蜘蛛などなど。見開き１場面で完結するショートストーリーを集めた構成になっています。文章には韻が効いていて、詩のような感じです。音読していて楽しい感じがする文章のリズムと、ちょっと不気味だけどユーモラスで見ていて楽しいイラストの絵本です。語彙が難しめで、内容的にも１部にやや難しめのものがあり、幼児でも、わからないなりにも楽しめるとは思いますが、全部の意味が理解できるのは小学生以上位だと思います。大人にはウケそうな絵本です。（３９３語、５歳～）
New!	Pumpkin Eye ライミングの絵本です。例えば、ある見開きの文章は、Clacking bones, muffled moans... （だけ）といった具合です。これといったストーリーはなく、ハロウィーンの夜の通り(street)の様子を描写してあるだけですが、韻の感じが心地よいです。文字数は少ないですが、単語はやや難しいのも使われています。どちらかというと、子どもよりも大人にウケそうな絵本のような気がします。（８６語前後、４歳～）
	Froggy's Halloween
Fright Night Flight ハロウィーンの夜。魔女の操るジェットエンジン付きほうきに、怪奇な乗客たちが次々と乗り込みます。さて、その行く先は・・・？韻が多用されたリズミカルな英文です。平均すると１ページ４行位ですが、積み上げ歌のようになっていて、繰り返しの文が多いです。ちょっとアメリカン・コミックのような感じのイラストです。アマゾンで中身が見れます。
The Runaway Pumpkin
Beneath the Ghost Moon - A Halloween Tale ハロウィーンの夜に起こったネズミ対トカゲ？の争いを描いた詩です。 Owl Moon（月夜のみみずく）のヨーレン文ということで買ってみましたが、娘にはちょっと難解でした。英語がというより、叙述の仕方が。韻を踏んだ英文は、（判断できるほどの英語の知識もないけど、たぶん）格調高い感じで、音読していて気持ちが良いので、大人用に買うには良いと思います。子ども用なら、小学生以上位。米アマゾンでは中身が見れます。